「URLで渡す」を押すと、いまのがんばり表がそのままURLになります。LINEやメールで送れば、相手の端末で同じ予定が開きます。園や学校で作ったものを家庭へ、家庭で作ったものを支援者へ——同じものを見ながら話せます。
このときデータはどこにも送信されていません。予定の中身はURLの「#」より後ろに入っていて、その部分はブラウザからサーバーへ送られない決まりになっています。つまり、かわたれ studio を含め誰のサーバーにも予定は届きません。URLを渡した相手だけが読めます。
逆に言えば、URLを知っている人は誰でも開けます。「がんばること」の欄には、いま苦手なことが書かれます。本人にとっては人に見られたくない内容かもしれません。共有の場やSNSに貼らず、渡す相手を選べる手段(個別のメッセージなど)で送ってください。
トークンエコノミー(token economy)は、望ましい行動ができたときに「トークン(しるし・ポイント・シール)」を渡し、決めた数がたまったら「ごほうび」と交換する、行動を後押しする方法です。応用行動分析(ABA)でも使われ、家庭・保育・学校・放課後等デイなど幅広い場で活用されています。「あと何個でごほうび」が目に見えることで見通しが立ち、やる気と自信につながります。
「がんばり表」は、このトークンエコノミーを画面上でタップして貯めるデジタル版です。印刷して壁に貼る紙のごほうび表と違い、スマホやタブレットでその場ですぐ始められ、数や目標も自由に変えられます(もちろん印刷・PDF保存も可能)。
このツールには、貯めた印を取り消すボタンがありません。リセットは全消しだけです。これは意図的にそうしています。
できなかったときに印を減らす運用にすると、仕組み全体が「取られるもの」に変わります。そうなると、たまった分を失う不安が中心になり、取り組み自体が嫌なものになっていきます。増えないだけに留めて、できたときに確実に増やす。そのほうが機能します。
印の数を自由に決められるようにしてあるのは、最初は少なく設定してほしいからです。5つ前後で一度交換できた経験があると、次に続く。10個を超えるとゴールが遠すぎて、途中で関心が切れます。
目標の決め方、途中で機能しなくなる典型パターン、園や学校と共有するときの注意は、別の記事にまとめています。
よい行動ができたらしるし(トークン)を貯め、一定数たまったらごほうびと交換する方法です。目標が見えることで動機づけになり、家庭や支援の場で広く使われています。
1〜30個まで設定できます。小さなお子さんは少なめ(5個など)から始めるのがおすすめです。
同じ端末の同じブラウザなら、次に開いても続きから使えます(端末内に保存し、サーバー送信はありません)。
はい。「印刷・PDF保存」できれいに印刷・PDF化できます。壁に貼って手書きで塗ってもかまいません。
年齢の決まりはありません。数字が読めなくてもマークの数が「見て」分かるので、幼児から使えます。小さいお子さんは目標を5個ほどにすると成功体験を積みやすいです。
目標の数を減らす・行動をより具体的にする・できた直後にすぐ貯める、の3つが効果的です。うまくいかない日があっても、できたことに注目して一緒に喜ぶと続きやすくなります。